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第6回国際亜鉛生物学会学術集会 
大会長 深田俊幸
(徳島文理大学 教授)

この度、日本で初めて開催されますISZB-2019(第6回国際亜鉛生物学会学術集会)につきまして、ご案内とご挨拶を申し上げます。

国際亜鉛生物学会は、生命維持に必要な亜鉛の役割を深く理解して、その最新情報を世界に向けて発信する目的で2007年に発足されました。以来、隔年で学術会議を世界各国で開催しており、2007年にバンフ(カナダ)、2009年はエルサレム(イスラエル)、2012年にはメルボルン(オーストラリア)、2014年はアシロマー(アメリカ合衆国)、2017年はパイラ(キプロス)で開催され、いずれも大きな成果を収めております。来る第6回学術集会が、京都で2019年9月9日から13日に開催されることが決定し、学術テーマを「The New Sunrise of Zinc Biology:亜鉛生物学の新しい朝陽」と定めて鋭意準備を進めております。

ISZB-2019では、亜鉛関連研究分野における日本のリーダーシップを世界に発信するとともに、世界水準の最先端科学に国内外の研究者が触れ、活発に交流することによって、国際的な共同研究を促進したいと考えています。また、世界で初めて亜鉛欠乏症を発見したAnanda Prasad先生をはじめ、計4名の著名な研究者による特別講演を計画しております。Prasad先生がご講演する最終日には、日本亜鉛栄養治療研究会の協賛による臨床に焦点を当てたシンポジウムも企画しております。さらに、最終日の全てのセッションに日本語同時通訳を実施します。本学術集会を今後の発展が期待できる医療系分野にも魅力的な内容となるように取り組み、次世代を担う日本と世界の若手研究者を育成する教育的基盤と位置付けることを目指します。

日本には亜鉛補充療法の先駆的臨床研究の歴史があり、最近では医療現場や基礎研究領域における亜鉛への関心が高まっております。このタイミングでの本邦における学術集会の開催はまさに「天の時」であり、「地の利」も感じさせるものであります。「天の時」と「地の利」に加え、産学交流による「人の輪」をもってISZB-2019を有意義な学術集会とするべく、誠心誠意努力する所存です。

2019年初秋の京都で、皆様とお会いするのを楽しみにしております。

2018年6月吉日